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今週の特集記事Dive into Virtual

ダイブ・イントゥ・仮想空間

「日常から少し離れて、非日常世界を堪能したい」。そんな願いを叶える技術として注目されていたのが「Virtual Reality(VR、仮想現実)」だ。この技術を使えば、例えば好きなゲームやアニメ、映画の中、はたまた遠い異国の地にまるで自分がいるような体験が可能となる。いわゆる仮想空間に飛び込むのだ。

ちなみに、似たような技術として、現実空間にバーチャルを投影する「Augmented Reality(AR、拡張現実)」がある。

期待外れ?

そんなVRだが、いまいち盛り上がりに欠ける印象がある。その背景には、没入感が視覚的なもののみに留まっていることが考えられる。VRゲームという観点からの、筆者の個人的な体験を以下に挙げる。

例えば、RPG(ロールプレイングゲーム)で魔物と戦うシーンでは、剣を握っている感触は無く、攻撃を受けても音が無ければ気付かないことも多い。水中を泳ぐシーンでは、水が身体を撫でるような感覚は皆無で、水中独特の抵抗も感じられない。銃撃戦の際には、銃を握っている感覚も無ければ射撃の反動も無い。総括して言えば、VRゲームといっても、視覚的な臨場感はあるが、いまいちリアリティには欠けるのである。某ハリウッド映画で描かれているような領域には到達できないと考えてしまう訳だ。

ただ、VRが軒並み総崩れという訳ではなく、テーマパークやカラオケ、フィットネスといったようなアミューズメント業界では活用が進んでいるとのこと。それでも、「ゲーム体験を革新する」と話題になっていただけに、ゲームの文脈では期待外れという印象の方が強いと思われる。今後のカンフル剤はあるのだろうか。

実はこれからなんです

世界のVR市場規模予測

VRのカンフル剤として期待できるものの代表例が「5G」だろう。鍵を握るのが、超高速通信により実現される「触覚」の伝送だ。これによって、従来の「見る」「聞く」に、「触る」が加わる。この触覚を再現し伝える技術を「ハプティクス(触覚技術)」といい、これこそVRの本格的な普及の鍵を握ると考えられる。目の前に実在しないモノの触覚まで体験できるとなれば、文字通りVR体験の質が向上し、名実ともに市民権を得ることとなるだろう。米IT大手がVRやARを手掛けるベンチャーを買収する動きを加速させているという事例を見ても、5Gと同様に、VRも、「これからの技術」なのかもしれない。

ちなみに、ハプティクスの身近な例としては、iPhone6S以降搭載された、「3D Touch」という振動等でボタンを押す動作が再現できる技術が挙げられる。

主な関連銘柄(銘柄略称)

主な関連銘柄としては、日本株ではCRI・MW(3698)、gumi(3903)、ソニー(6758)、NTTドコモ(9437)、米国株ではアップル(AAPL)、エレクトロニックアーツ(EA)、中国株では歌爾(002241)などが挙げられよう。

(マーケット支援部 山本)

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