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中国株マーケット情報持ち直し期に入りつつある中国株式市場

3/11~15の中国株式市場は、香港は下値固め、本土市場は確りの展開を見込む。

3/1に発表の2月購買担当者景気指数(PMI)は、製造業が1月とほぼ同じ、非製造業は春節の影響もあり、1月を大幅に上回った。また、製造業は今後の見通しを示すビジネス期待指数が改善、春節後の回復を見込む。ただ、1?2月の大手100社の新築住宅販売金額は前年同期のほぼ半分になるなど、景気に対する懸念は続く。その中、3/5に開幕した全国人民代表大会(全人代、-3/11)では、今年の政策案を示す「政府活動報告」が発表された。成長目標は昨年同様5%前後に設定され、積極的な財政支援と安定的な金融政策を維持すること等が示された。ただ、期待された新たな景気下支え策や不動産問題の改革案は発表されなかったため、3/5のハンセン指数は前日比-2.6%と失望売りに押された。

3/9は2月消費者物価指数(CPI)の発表が予定される。製品価格への下落圧力は徐々に緩和されているとみられ、2月CPIは1月(前年同月比-0.8%)の09年以降最大の低下からマイナス幅が縮小すると予想する。デフレ懸念は徐々に解消されよう。また、全人代後に景気下支え策が発表されることも考えられる。3/18に予定される1~2月主要経済指標の発表は気がかりではあるが、株価には既に概ね織り込み済みとみられる。3/11の週の中国株式市場は政策期待の展開となろう。

(3/6記 投資情報部 白岩)

【紹介銘柄】

比亜迪(BYD)(香港・01211/Z3073、深センA・002594/Z8607)

◆23年の通年販売台数は前年比61.9%増の302万4417台で、目標の300万台を達成し、世界首位となった。24年1月の新車販売は前年同月比33.1%増の20万1493台と堅調

◆同社は23年12月期が前年比74.5~86.5%増益を見込む

◆海外事業は日本やドイツなど70以上の国・地域で展開中。海外市場における23年の新エネ車(乗用車)販売台数は前年比334.2%増の24万2765台に上った(販売全体の8.0%)。また、24年にハイエンド車種を最多7モデル投入予定。価格帯は同社の全体平均の2倍近く(25万元超)になる見通し、販売増はトップライン押し上げに直結しそう

(上海駐在員事務所 山藤)

携程集団(トリップドットコム・グループ)(香港・09961/Z9047)

◆各種交通チケットやホテルなどの予約を手がける。総ユーザー数は推定4億人超。OTA(オンライン・トラベル・エージェント)市場シェアは同社が36.3%とトップ(21年)

◆23年12月期の売上高は前年比122.0%増、純利益は同606.9%増。部門別売上高は、「交通チケット予約」が同123.5%増、「ホテル予約」が同133.2%増となったほか、「ツアー商品」が同294.0%増

◆24年の国内旅行者数が19年とほぼ同じ60億人超まで回復すると予想され、観光市場の復活は事業の大きな後押し材料になりそう。24年1月には全日本空輸(ANA)と訪日旅行拡大に向けた戦略的提携を締結し、収益への貢献が期待される

(上海駐在員事務所 奥山)

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