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中国株マーケット情報環境関連銘柄が動意づく場面も想定しておきたい

19日の香港株式市場は続伸。ハンセン指数の終値は前週末比136.44pt(0.47%)高の29,106.15ptと、約1カ月ぶりの高値で取引を終了した。前週末の米株高に続いてアジア時間19日の米ナスダック100株価指数先物も強含み、香港市場でも主力株が買われた。半面、前週末の日米首脳会談を受けて中国の対外関係が悪化するとの懸念も根強く、指数は伸び悩む場面もあった。19日開幕の世界最大級の自動車展示会「上海国際自動車ショー」を材料視し関連株が買われた。一方、傘下の金融会社アント・グループがアリババ創業者の馬雲(ジャック・マー)氏との関係解消を検討と伝わった電子商取引(EC)大手のアリババ集団(09988)が下落した。19日に香港市場に上場した中国旅行予約サイト大手の携程集団(トリップドットコム、09961)は、公開価格を4.6%上回る280.2香港ドルで取引を終えた。香港上場のハイテク関連銘柄で構成する「ハンセンテック指数」は続伸し、前週末比1.4%高の8,346.39ptだった。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで51億1300万香港ドルの買い越しとなった。

19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前週末比123ドル04セント(0.4%)安の34,077ドル63セントで終えた。ダウ平均は前週に連日で過去最高値を更新しており、最近上昇が目立っていた消費関連など景気敏感株が売られた。米長期金利が上昇し、高PERのハイテク株の一角も下げ、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前週末比137.577pt(1.0%)安の13,914.765ptで終えた。

20日の香港市場でハンセン指数は反落か。米国市場で主要株価指数が下落した流れを受け売り先行のスタートが予想される。ハンセン指数は昨日回復した29,000pt台を終値ベースで維持できるか注目されそうだ。中国の習近平国家主席は20日、経済問題などを討議する「ボアオ・アジアフォーラム」年次総会で基調演説すると伝わった。22日から米国主催で行われる気候変動サミットを前に、気候変動問題での中国の取り組みや自身のサミット参加について言及する可能性もあるようだ。発言を受け、環境関連銘柄が動意づく場面も想定しておきたい。

 

(マーケット支援部 井上)

上海総合指数は3,500pt回復を目指す動きとなるか注目されよう

19日の中国・上海株式相場は続伸した。上海総合指数の終値は前週末比50.9307pt(1.48%)高の3,477.5485ptだった。中国本土と香港とのストックコネクト取引を通じた海外投資家による中国株売買は163億元の買い越しと、過去2番目の大きさだった1月8日以来の高水準となり、海外資金の流入期待が投資家心理を支えた。一方で、16日の日米首脳会談の共同声明で台湾や人権問題が触れられたことに中国側が反発し、中国と日米との関係悪化懸念が高まったことを受け、上海総合指数は朝方は下げに転じる場面もあった。「上海国際自動車ショー」の開幕を手掛かりに自動車やバッテリー関連株が総じて買われたほか、労働節(メーデー)に伴う5月の大型連休を控え、中国国内の旅行需要の回復期待から免税店や空運株などの旅行関連株も高かった。上海と深セン市場の売買代金は合計で8615億元と、前週末から2割超増えた。ストックコネクト・ノースバウンド取引では、立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー、002475)、宜賓五糧液(ウーリィアンエー・イービン、000858)、貴州茅台酒(グイジョウ・マオタイ、600519)、中国旅遊集団中免(チャイナ・ツーリズム・グループ・デューティー・フリー、601888)などが買い越しとなり、京東方科技集団(BOEテクノロジー・グループ、000725)、三一重工(サニー・ヘビー・インダストリー、600031)などが売り越しとなった。

20日の中国本土市場は堅調な展開か。昨日の上海と深セン市場合わせた売買代金は合計で8615億元となり、3月15日以来約1カ月ぶりに8000億元を上回った。ストックコネクト取引を通じた海外投資家の買い越し額が高水準となったことを受け、投資家心理が上向いたことが背景にあると思われるが、自動車関連や旅行関連、アップル関連など足もとの材料に素直に反応する銘柄が目立ち、地合いの良さを感じさせる動きとなった。本日も好地合いを背景に上海総合指数が3,500pt回復を目指す動きとなるか注目されそうだ。

 

(マーケット支援部 井上)

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