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中国株マーケット情報高寄り後もみ合いを想定。香港情勢への懸念から徐々に様子見ムードの強まる展開か

26日の香港株式相場は大幅続伸。ハンセン指数は前日比432.42pt(1.88%)高の23384.66ptで取引を終了した。欧米や日本で新型コロナウイルス対策の規制が緩和され、経済活動が再開しつつあることが投資家心理を強気に傾けた。時間外取引の米株価指数が大幅に上昇したことを受け、香港市場にも買いが波及した。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで42億1100万香港ドルの買い越しだった。

26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに大幅反発となり、前週末比529ドル95セント(2.2%)高の24995ドル11セントと、約2カ月半ぶりの高値で終えた。新型コロナウイルスのワクチン開発が進み、米経済活動が早期に正常化に向かうとの楽観論が広がった。予想を上回る米経済指標の発表も相次ぎ、金融など景気敏感株を中心に買われた。

本日の香港市場は高寄り後もみ合い展開を想定。米国市場が反発した流れを受け、堅調なスタートが予想される。一方で、昨日ハンセン指数は大幅上昇となっており、上値では戻り待ち売りの増加も予想される。開催中の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は28日に反体制活動を禁じる「香港国家安全法」の制定方針を採択すると伝わっている。また、香港では本日、中国国歌の侮辱を禁じる国歌条例案の審議にあわせて抗議活動が呼びかけられているとも伝わっており、香港情勢混乱への懸念は残る状況のよう。徐々に様子見ムードが強まりそうだ。

  

(マーケット支援部 井上)

堅調な展開継続か。政策期待が支える展開は続きそう

26日の中国本土株式相場は続伸。上海総合指数の終値は前日比28.5776pt(1.01%)高の2846.5473pt、深セン成分指数の終値は同222.586pt(2.10%)高の10815.430ptだった。中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁が26日に公表されたインタビューで、中国は景気下支え策を強化し、融資金利の低下を促していくと表明したこと受け、金融緩和期待を背景に投資家心理が改善。欧米や日本での経済活動を再開する動きも相場の支援材料となった。香港から中国本土株に投資するストックコネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで38億8700万元の買い越し。個別では、格力電器(000651)、歌爾(002241)、貴州茅台酒(600519)、江蘇恒瑞医薬(600276)、海爾智家(600690)、伊利実業集団(600887)などが買い越しとなり、宜賓五糧液(000858)、ラックスシェア(002475)、中国国旅(601888)、三一重工(600031)などが売り越しとなった。

本日の中国本土市場は堅調展開継続か。中国人民銀行の金融スタンスが支援材料となりそうだ。人民銀は26日、3月31日以来38営業日ぶりにリバースレポ取引を実施し、総額100億人民元(約1510億円)を市場に供給した。人民銀の易綱総裁は26日に、銀行貸し出しの新たな指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート」の改革継続などを通じ、実質貸出金利の低下を促していく方針を改めて示している。全人代が28日まで開催中とあって、経済政策も注目されており、政策期待が支える展開は続きそうだ。  

(マーケット支援部 井上)

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