今週の特集記事【特集3】データセンター設備に注目が集まる(4/4)
◇東北地方太平洋沖地震の影響により、東京電力は3月14日から地域ごとに順番に送電を止める「計画停電」を実施している。想定される需要に対し供給量が足りない現状において不測の大規模停電を防ぐ必要があるためだが、計画停電の実施は流動的であり、いつ計画停電になるかは直前まで分からない。計画停電に直面している企業や被災地にある企業からは、「システムを止められない」という声が増えており、データセンターへの問い合わせが増加しているという。◇データセンターとは、インターネット用のサーバやデータ通信などの装置を設置・運用することに特化した建物の総称。災害時にもサービスの提供に極力支障が出ないように建物自体も耐震構造、制振構造、免震構造などをとっている。電力会社からの電源供給も複数系統(変電所が異なる系統)から同時に受けるようになっているほか、電力供給が途絶えた場合に備え大容量の蓄電池や自家発電装置、無停電電源装置等を備えるなど2重3重の安全策がとられている。
◇計画停電が実施されても国内の主要データセンターは問題なく運用が続けられる見込み。
中期的に見てもデータセンター市場はクラウドサービスの中で伸びる分野とされており、今回、分散型データセンター等の需要が新たに喚起される可能性は高く、注目すべき分野になろう。データセンターの事業者は大きく分けて、1.通信系(NTT、ソフトバンク等)、2.SI系(IBM、富士通等)、3.独立系の3種類となる。東洋証券では売上高にデータセンターの占める割合が高い独立系に注目している。
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