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中国株マーケット情報5/15~19の中国株式市場は神経質な動きに終始しよう

4/30に発表された4月の購買担当者景気指数(PMI)は、製造業が49.2と、4カ月ぶりに景況感の分岐点である50を下回り景況感の悪化を示した。国内新規受注の不振が新規受注全体を押し下げたようだ。一方、非製造業は相対的に堅調さを維持。特に旅行が好調で、4/29~5/3の労働節の祝休日は国内旅行者数が前年比71%増の2.7億人と、19年よりも19%多かった。また、昨年3~4月は各地で都市封鎖が行われたため、今年4月の輸出は前年同月比8.5%増と高い伸びが続き、特にロシア向けは2カ月連続で2倍を超える大幅増。一方、輸入は同7.9%減と、中国国内でのモノ消費の弱さを示し、貿易収支黒字は同2倍に迫った。

一方、欧州連合がロシアの軍事機構を支援している中国企業に対し制裁を提案した模様。これに対し中国は5/10に予定された独財務相との会談を延期した。足元で欧米の制裁に影響されるとみられるハイテク銘柄の株価は冴えない。

5/16に予定される4月の主要経済統計の発表では各指標で高い伸びが見込まれる。ただ、これは昨年のベースが低いことが主因であることから、指標の伸び率が高くとも株価の上昇は限定的であろう。むしろ、5/19~21に開催予定のG7首脳会談前に米国が米企業の対中投資規制を発表するとしているため、株価も神経質な動きに終始する可能性がある。

(5/10記 投資情報部 白岩)

【紹介銘柄】

中国平安保険(ピンアン・インシュアランス)(香港・02318/Z4281)

◆主力の保険のほか、銀行、証券など幅広い金融サービスを提供

◆23年1~3月期の総収入は前年同期比27.9%増、純利益は同48.9%増と好調なスタートを切った。保険料収入の増加や投資収益の計上などが寄与した

◆AI、ブロックチェーンやクラウドなど先端技術の研究開発に注力。特許出願件数ランキングでは、AI、フィンテックと医療科技はいずれも世界首位。また、人員削減やデジタル化など生保事業の改革を推進し、営業員一人当たりの平均NBV(新契約価値)が増加した。23年1~3月期の生保・健康保険のNBVは前年同期比21.1%増。生保事業の改革は中長期的に競争力の強化につながろう

(東洋証券亜洲有限公司 キョウ)

アリババ集団(香港・09988/Z8924)

◆主力のEC事業のほか、クラウド、フィンテック、ネット出前や物流など幅広いサービスを提供

◆22年10~12月期は前年同期比2%増収、純利益は同69%増益。新型コロナの感染急拡大に伴う個人消費の低迷で売上高は微増に留まるも、経営効率の改善などでコスト削減

◆3月に6つの事業グループに再編する組織改革を発表。今後、クラウド、物流やローカル・コンシューマー・サービスなどの成長事業でスピンオフ上場が実現すれば、企業価値の増大につながろう。4月に生成AI(人工知能)「通義千問」を発表し、自社全ての製品・サービスに組み込む計画。今後、高成長が続くクラウド業界での競争力強化を後押しする見込み

(東洋証券亜洲有限公司 キョウ)

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