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中国株マーケット情報決算発表、米FOMCに注目、底堅い展開を想定

3/20~24の中国株は、底堅い展開を想定。

米銀行の相次ぐ経営破綻による国際金融市場への影響が引き続き警戒されよう。香港市場はその影響を受けやすいものの、サウスバウンド経由のチャイナマネーの流入は下支えとなろう。一方、中国国内投資家主体の中国本土市場への影響は限定的なものにとどまると考える。

李強首相は3/13、就任後初めての記者会見で「経済の立て直しに取り組む姿勢」を示し、「民間企業の発展、改革開放の推進」を強調し、市場に安心感を与えた。3/15に発表された1~2月の主要経済指標は概ね市場予想と一致し、中国の景気回復が順調に進んでいることを示唆した。

中国株の決算発表が本格化している。決算内容を手掛かりとした個別物色の動きが強まりそうだ。テンセント(00700)や中国移動(00941)などは来週決算を発表する予定。既に発表済みの百度集団(09888)などネット大手の多くは収益性の大幅な改善を示した。

米金融政策の動向も目が離せない。米銀行破綻後の信用不安と2月の米CPI(3/14発表、前年同月比6.0%上昇)を受け、3/21~22開催予定のFOMCで利上げ幅は0.25%にとどまる公算が大きい。会合でFRBの姿勢がハト派寄りにシフトすると受け止められれば、米ドル安・人民元高に振れやすく、中国株にはプラスに働こう。    

(3/15記 東洋証券亜洲有限公司 キョウ)

紹介銘柄

同程旅行控股(トンチェン・トラベル・ホールディングス)(香港・00780/ Z8883)  

◆各種交通チケットやホテルなどの予約を手がける。OTA(オンライン・トラベル・エージェント)で中国第3位

◆新型コロナ禍の影響で22年12月期は5000万元程度の最終赤字になったもよう。ただ、「稼ぐ力」自体は悪くない。22年7~9月期の粗利益率は75.4%で、前四半期の70.9%と前年同期の73.9%を上回った

◆23年に入り本格化してきたリオープンに伴い旅行市場は回復中。春節(旧正月)期間中(1/21~27)の国内旅行者数は前年同期比23.1%増。22年の旅行者数は19年の半分以下まで縮小したが、23年は19年の7~8割程度まで戻ると予想される。同社業績のV字回復が見込めよう

(上海駐在員事務所 奥山)

比亜迪(BYD)(香港・01211/ Z3073、深センA・002594/Z8607)

◆22年の新エネ車販売台数は前年比208.6%増の186万3494台。米テスラを上回り世界首位

◆22年12月期は前年比で最大458%増益見通し。23年の新車販売目標は前年実績2.1倍の400万台

◆ラインアップ拡充と海外進出に注力。高級車ブランド市場の7割を占める「BBA(BMW、ベンツ、アウディ)」の対抗モデルを年内投入予定。23年1月に日本市場で初のEV乗用車「アットスリー」を発売し、年内に他2車種も販売開始予定。半導体や車載電池など川上分野にも進出し、部品・部材の需給逼迫の影響が少ない。電池原料の炭酸リチウム価格も下落基調にあり利益率の改善に期待

(上海駐在員事務所 山藤)



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