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中国株マーケット情報中国市場は徐々に持ち直しへ

7/18~7/22の中国市場は持ち直しの動きを徐々に強めよう。

中国株式市場は足元で好悪材料が交錯している。7月に入り新型コロナの新規感染者数が増加し、概ね350人前後/日で推移。マカオや西安等では都市封鎖や娯楽施設の休業が実施され、上海では大規模PCR検査が行われた。また、中国政府はアリババ集団(09988)等が当局へ申請をせずにM&Aを行ったとして7/10に罰金を課したため、ネット規制が継続している印象を与えた。また、鄭州市では一部銀行の預金口座から資金が引き出せなくなったとして、約1000人の預金者が抗議活動を行った。更に、恒大集団(03333)の元建て債券保有者は同社による早期償還期日の延長要求を拒否したため、同社にとって初の本土市場債務不履行の可能性が高まった。

一方、6月の新規社会融資総量は前年同月比40%増、インフラ投資拡大のために起債が拡大したとみられる。潤沢な資金が7/15に発表予定の6月経済指標も押し上げよう。また、6月の新車販売台数は同24%増と4カ月ぶりに増加へ転じ、新エネ車は前年同月の2.3倍と拡大基調を維持した。景気は持ち直しつつあるようだ。

7/18からの週には都市封鎖が解除されるとみられ、株式市場には安心感が広がろう。ただし、投資家は今後もゼロコロナ政策に神経質になるとみられ、旅行関連株は敬遠するとみられる。また、都市封鎖が長引く場合は、株価の持ち直しは都市封鎖解除後へ遅れよう。

 

(7/13記 投資情報部 白岩)

紹介銘柄

珠海格力電器(グリー・エレクトリック・アプライアンセズ)(深センA・000651/Z8610)  

◆27年連続でエアコン国内販売量1位。22年1~3月期は前年同期比6.0%増収、16.3%増益。中国不動産売買規制の緩和による住宅販売の回復と「家電下郷」補助金政策を背景に、下半期のエアコン販売量増加を予想

◆オンライン販売の拡大等で売上高に占める販売費率が低下(20年:7.7%⇒21年:6.1%)。また、足もとの銅や鉄鋼製品等の原材料価格急落による収益性の改善期待も

◆自主開発の「ゼロカーボン」エアコンは炭素排出量を従来比85.7%削減し、世界冷房技術の大会で最高賞を受賞。グリーンエナジー事業を拡大。21年の同部門の売上高は前年比63.1%増と急伸。グリーンエナジー事業は今後の成長の柱になると期待

 

(投資情報部 呉

 

三一重工(サニー・ヘビー・インダストリー)(上海A・600031/Z8412)

◆パワーショベルの世界シェア(販売台数ベース)は15%超(推定)、中国シェアは30%超といずれも首位(21年)

◆22年1~3月期は前年同期比39.5%減収71.3%減益。前年の高成長の反動で中国市場のパワーショベルの販売不振や原材料高が響いた

◆注力分野は海外市場。スイス証券取引所への上場(GDR形式)を計画中で、調達資金は欧米市場を中心にした市場開拓などに充てる予定。一方、中国市場ではパワーショベルの部品の内製化でコストダウンを図り、将来的にシェア40%を目指す

◆中国政府は景気テコ入れのため専項債の発行ペースを加速。インフラ建設需要の拡大から7月以降に建機販売の改善が見込まれよう

※収益性のあるプロジェクト等の資金調達のために発行され、その収益が償還資金に充当される債券

 

(上海駐在員事務所 山藤

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