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中国株マーケット情報続伸か

16日の香港株式市場は6日続伸した。ハンセン指数の終値は前日比322.87pt(1.27%)高の25,713.78ptだった。3週間ぶりの高値。同日開催のバイデン米大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席のオンライン協議を受けて、米中の緊張が和らぐとの期待が高まった。中国当局によるオンラインゲームの承認が再開する見通しとの報道も投資家心理を上向かせ、幅広い銘柄に買いが入った。香港上場のハイテク関連銘柄で構成する「ハンセンテック指数」は同1.68%高だった。香港メーンボード(東証1部に相当)の売買代金は前日比10%増の1310億香港ドル。中国本土から香港に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで17億8800万香港ドルの売り越しだった。

16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比54ドル77セント(0.2%)高の36,142ドル22セントで終えた。朝方発表の10月の米小売売上高が市場予想を上回り、消費が景気回復を後押しするとの見方につながった。同日発表の2021年8~10月期決算が市場予想を上回る増収増益だったホームセンターのホーム・デポが大幅高となったのもダウ平均を押し上げた。ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比120.009pt(0.8%)高の15,973.855ptで終えた。スマートフォンのアップルなど主力ハイテク株が買われ、ソフトウエアのマイクロソフトは上場来高値を更新した。半導体関連株の一角も上昇した。

本日の香港株式市場は続伸か。前日の米株式市場では主要3指数がそろって上昇した。また、昨日行われた米中首脳オンライン会談については、複数メディアが「無難に通過した」と伝えている。本日は運用リスクを取りやすくなった投資家の買いが先行しそうだ。

物色面では、19日大引け後に予定されているハンセン指数構成銘柄の定期見直しを控え、採用となる可能性がある銘柄に注目したい。「香港経済日報」の報道では、浮動株時価総額では小鵬汽車(シャオペン、09868)が最大となり、採用可能性が最も高いと予想している。

 

(マーケット支援部 床井)

反発も、上値に対しては慎重な動きが続くか

16日の中国・上海株式市場は小幅に続落した。上海総合指数の終値は前日比11.5159pt(0.32%)安の3,521.7867ptだった。前日の米国市場で米長期金利の上昇を背景にハイテク株が売られたことが投資家心理の重荷となった。もっとも、取引時間中に開かれた米中首脳のオンライン協議で米中関係改善への期待感も浮上したことで相場は下支えされた。海外投資家に人気とされる時価総額上位の酒造の貴州茅台酒(グイジョウ・マオタイ、600519)が大幅高となった。仮想世界「メタバース」の関連銘柄を物色する動きも根強かった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は1兆1136億元と前日(1兆1580億元)からやや減ったが、18日連続で節目の1兆元を上回った。香港から中国本土株に投資するストックコネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで41億9900万元の買い越しだった。個別では、貴州茅台酒(グイジョウ・マオタイ、600519)、隆基緑能科技(ロンジ・グリーン・エナジー・テクノロジー、601012)、宜賓五糧液(ウーリィアンエー・イービン、000858)、立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー、002475)、歌爾(ゴーテック、002241)などが買い越しとなった。

本日の中国本土株式市場は上値の重い展開か。米中首脳会談が波乱なく終了したことや、前日の米株式市場で主要3指数が上昇した流れを受け、高く始まるとみられる。ただ、国内では、不動産業の落ち込みが鮮明化する中、経済全体に対する悪影響も懸念されており、上値に対しては慎重な動きが続きそうだ。

 

(マーケット支援部 床井)

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