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中国株マーケット情報続落か、米中関係の悪化への警戒感高まり

27日の香港株式市場は続落した。ハンセン指数の終値は前日比409.53pt(1.57%)安の25,628.74ptと、心理的な節目の26,000ptを下回った。前日の中国ネット大手の米預託証券(ADR)が下落した流れを引き継ぎ、香港市場でもハイテク株を中心に売りが先行した。米中関係の悪化懸念を背景に、リスク回避姿勢を強めた投資家の売りが膨らんだ。米連邦通信委員会(FCC)が26日、中国の通信大手、中国電信(チャイナ・テレコム、00728)の米国事業免許を安全保障上の理由から取り消す方針を決定。米連邦捜査局(FBI)が中国決済システム大手の百富環球科技を強制捜査したとも伝わり、米中関係の先行きが警戒された。また、中国本土での新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、火鍋チェーンの海底撈国際控股(ハイディーラオ・インターナショナル・ホールディング、06862)など消費関連株も安かった。香港メーンボードの売買代金は1206億香港ドルと、前日から6%増えた。中国本土から香港株に投資するストックコネクト・サウスバウンド取引は、成約ベースで22億1900万香港ドルの売り越しだった。

27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比266ドル19セント(0.7%)安の35,490ドル69セントで終えた。26日夕に発表した業績見通しが嫌気されたクレジットカードのビザが大幅安となり、ダウ平均を押し下げた。米債券市場で長短金利差が縮小し、利ざや悪化懸念から金融株が売られた。景気敏感株は総じて利益確定売りに押され、ダウ平均は取引終了にかけて下げ幅を広げた。一方、好決算を発表した銘柄は買われ、相場を下支えした。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は、同0.123pt高の15,235.838ptで終えた。

 本日の香港株式市場は続落か。米中関係の悪化への懸念から投資家がリスク回避の姿勢を強めよう。個別銘柄は、発表した決算内容を手掛かりに物色する展開が続こう。

 

(マーケット支援部 床井)

軟調か

27日の中国・上海株式市場は続落した。上海総合指数の終値は前日比35.3325pt(0.98%)安の3,562.3052ptだった。約2週間ぶりの安値。国内で新型コロナウイルスの感染拡大や、対応策として行動規制の強化が進んでおり、景気の先行き懸念が広がった。米当局が中国国有通信、中国電信の米国事業免許を取り消す方針と伝わり対外関係の悪化も嫌気された。上海と深セン市場の売買代金は合計で1兆768億元。前日から小幅に減った。香港から中国本土株に投資するストックコネクト・ノースバウンド取引は、合わせて成約ベースで30億4300万元の売り越しだった。個別では、隆基緑能科技(ロンジ・グリーン・エナジー・テクノロジー、601012)、内蒙古伊利実業集団(インナー・モンゴリア・イーリ-・インダストリアル、600887)などが買われ、貴州茅台酒(グイジョウ・マオタイ、600519)、珠海格力電器(グリー・エレクトリック・アプライアンシズ・オブ・ヂューハイ、000651)、立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー、002475)などが売り越しとなった。

 本日の中国本土株式市場は軟調な展開か。外部環境が落ち着かない中、国内の新型コロナウイルスの感染者も増加傾向にあることから終始軟調な展開となりそうだ。

 

(マーケット支援部 床井)

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