相続
そもそも相続とは
相続や遺贈(遺言によって財産を贈与すること)によって取得した財産にかかる税金のことです。その財産の合計額が基礎控除額※を超える場合、超えた金額に対して相続税が課されます。相続税のポイントをふまえ、損をしない相続税対策を行いましょう。
※基礎控除額とは、相続財産の合計額から差し引くことができる金額のことをいいます。

- 課税対象者が増え、税負担が重くなる可能性も!?
- 2015年1月から相続税の基礎控除額が40%縮小されました。財務省の試算では、基礎控除額の引き下げにより、課税対象者は、全国平均で改正前の4%台から6%台に増加すると予想されています。さらに、地価の高い都市部では10%以上に増大すると予想されています。また、税率区分と税率も見直され、法定相続人1人あたりの取得額が2億円超3億円以下は45%に、6億円超が55%に引き上げられます。こうした改正により、相続税の課税対象となる方が増えたり、相続税の負担が重くなることが予想されます。