4/19-4/23の米国株式市場は引続き決算発表シーズン中にあるも比較的確りとした展開か。
4/21にラム リサーチが決算発表を予定。世界的な半導体不足の中で、半導体製造設備に対する需要は比較的確りしたものになると推測される。業績見通し次第では関連銘柄も物色されよう。4/19にユナイテッド・エアラインズや4/23にサウスウェスト等航空各社の決算も発表予定。ワクチンの接種が進むにつれ経済活動再開が進む中、業績に対してどのような見通しを経営陣が示すかに注目が集まろう。
4/22-23の期間でバイデン政権は気候変動サミットを開催予定。討論テーマには公的・民間セクターが炭素排出ネットゼロへの移行や脆弱国が気候変動に取り組むための資金提供、気候変動対策による雇用創出などの経済的恩恵、移行技術活用による経済的機会の創出等も議論に上がる見通し。米国が先に発表した「米国雇用計画」等を例に各国にも行動を求めるものと考える。気候変動関連株が物色される可能性も。