3/8-3/12の米国株式市場は金利上昇を警戒する展開が継続すると予想。
3/10に米10年国債の入札が予定。入札までに1.5%近辺まで米10年債利回りが上昇していなければ、不調に終わる可能性があるため、注意が必要か。ただ、3/16-17にFOMCを控え、ブレイナードFRB理事から金利上昇を牽制する発言が出ており、徐々に落ち着き処を探ることになるだろう。
株式市場も債券市場の不安定な値動きに引きずられ、グロース株中心に不安定な値動きとなる可能性がある。ただ、金利が落ち着き処を探り始めれば、再度押し目買いにも期待できる状況か。追加経済対策は3/6までに採決の予定だが、下院の採決で共和党が全員反対したことから、上院採決では民主党からの離反は許されない状況。3/8-12の週に採決がもつれ込んでいた場合は、3/14の失業手当の増額給付の期限を控え右往左往する可能性もありそうだ。