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今週の米国株式市場見通し政治イベントが重なり一進一退の展開か(11/26-11/30)

政治面での思惑で振られやすい展開か

11/26-11/30の米国株式市場は、政治的な材料に振られやすく、神経質な展開か。


来週はブレグジットを巡る緊急EU首脳会議(11/25)、米中首脳会談等(11/30-12/1)が予定されている。

英国のEU離脱協定案を巡っては、メイ英政権が閣議了承したものの、与党保守党の反発が強く25日の緊急首脳会議に向けてメイ保守党党首の不信任投票を含め、駆け引きが続くだろう。

米中首脳会談では、何らかの合意に至るとの期待は低いとみられるが、会談に先立ってトランプ大統領や習近平国家主席がともに歩み寄りの姿勢を示していることから、交渉が進展する可能性も否定できない。売り買いが交錯する場面が想定される。仮に進展すれば、市場で拡がる世界経済に対する減速懸念等を和らげる材料となるだろう。

過度なハイテク株への偏りが招いたもの

ナスダック総合指数は8月末からの高値から14%下落し、年初からの上昇分が帳消しとなった。

緩やかな経済成長と長期金利の低位安定した環境のなか、成長期待のあるハイテク株へのウェイトが過度に積み上がっていた。想定外の米長期金利の上昇や金融政策の引き締め懸念等により、ハイテク株に対するバリュエーションの割高さが意識され、偏ったポジションへの修正が行なわれていると考える。値幅を伴った調整により評価損を抱える投資家も少なくないと思われ、短期的には一進一退の値動きが予想される。

市場の短期的な方向性は不透明なものの、米企業のファンダメンタルズは依然として良好である。全体的な業績からみれば、今回の急落は行き過ぎと考えられ、割安感があり好業績が期待できる銘柄への押し目買いが有効か。


「S&P500企業の1株当たり利益の推移」「S&P500指数の株価収益率の推移」

(11/21記 マーケット支援部 浜田)

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