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今週の米国株式市場見通し投資家心理の改善に期待。好業績を確認しての投資が有効に(7/9-7/13)

イベント通過で関心は景気と業績へ

7/9-7/13の米国株式市場はイベント通過で、関心が再び景気と企業業績に向かおう。

今週末7/6の6月雇用統計発表と米中貿易摩擦に絡む追加関税発動という見送り材料が投資家心理に影響を与えていたと思われる。一時的に双方の結果を消化する場面もあろうが、これらイベントを通過することで、投資家心理が改善に向かう可能性も指摘できよう。

もっとも、積極的に戻りを試せる投資環境とも言いにくいところ。S&P500種の予想PER(予想はBloomberg)は7/3、16.98倍まで低下した。同予想EPS(同)は拡大傾向にあるため、株式市場はリスクを織り込んで推移しているように見える。

来週から決算発表が始まるため、市場参加者の注目点が企業業績に向かうだろう。好業績が確認されると同時に、バリュエーションの修正に期待したい。


S&P500種と同予想PER(週足)

物色は企業業績を見極め慎重に

来週から企業の決算発表が始まる。週末7/13にJPモルガン(JPM)とウェルズ・ファーゴ(WFC)が決算発表を予定している。

4-6月期は貿易摩擦への懸念が強まったほか、米長短金利差も縮小。金融株にとって、過度な業績期待を持ちにくいところかもしれない。

そして再来週はネットフリックス(NFLX)やマイクロソフト(MSFT)ほか、主要企業の決算発表が重なる予定だ。ドル高や原油高が業績の重荷となる業種もありそうだ。

好業績を見越して先回り買いする戦略も考えられるところだが、4-6月期の市況環境を考慮すると、不確定要素も少なくない。

発表された決算内容や今期の業績見通し、コンセンサスを見比べながら好決算発表銘柄に的を絞って投資する戦略が有効と考えられる。


(7/5記 マーケット支援部 檜和田)

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