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今週の米国株式市場見通し業績期待が押し上げ、高値更新継続か(10/9-10/13)

<NYダウ予想レンジ> 22,400~23,000ドル程度

業績期待が押し上げ、高値更新継続か

10/9-10/13の米国株式市場は、これから本格化する決算発表を控え、企業業績に対する楽観ムードが相場を押し上げるだろう。10月相場入りして発表された米経済統計が市場予想を上回って着地していることもポジティブ材料と思われる。米主要株価指数の上値追いは来週も続くだろう。NYダウの予想レンジは22,400~23,000ドル程度。

好調な米経済指標目立つ

「ISM各種景況指数の推移」「NYダウ(日足)」

サプライマネジメント協会(ISM)が発表した9月の製造業景況指数、同非製造業景況指数は揃って市場予想を上回り、米景気の先行きに対する楽観ムードが示された。

前者は60.8と04年以来、後者は59.8で05年以来の高水準を記録した。

米自動車大手が発表した9月の新車販売も好調。相次いで上陸したハリケーンの被害が米景気に与える影響が心配されたが、むしろ復興への需要に対する期待感が勝った格好か。

米国外に目を向けると、9/30に中国国家統計局が発表した同国の9月製造業購買担当者景気指数(PMI)が52.4と12年4月以来の高水準を記録した。

10月相場入りしてNYダウの高値更新が続いているが、世界的な景気拡大に対する思惑が米株市場への投資マネー流入につながっていると推測される。

決算発表シーズンへの備えが必要に

10月中旬から米主要企業の決算発表が本格化する。足元で押さえておきたい決算発表予定銘柄としては、10/12のJPモルガン・チェース(JPM)、10/13のウエルズ・ファーゴ(WFC)、翌週10/16のネットフリックス(NFLX)などが挙げられる。

まず金融株に関しては、決算発表が材料出尽くしとなるか否かの見極めが必要となろう。大型減税など政策への期待感、国債利回り上昇などが相場の押し上げ材料になっていると推測され、JPモルガン・チェースは10/4に過去最高値を付けている。

過ぎた四半期の決算内容とそこで示された今後の見通しを市場参加者がどのように判断するのかによって、株価のトレンドが変わってくる可能性がある。

成長株ではネットフリックスが先陣を切って決算発表を行う予定。7/17の取引終了後に同社が発表した17年4-6月期決算では、利用者数の伸びが全世界で520万人増加。これを好感して同社株価は同日の時間外取引と翌7/18の立ち会いで大きく上昇した。

同社の決算内容次第では、「FANG*」銘柄への影響も気になるところ。


*「FANG」とは、フェイスブック(FB)、アマゾン・ドットコム(AMZN)、ネットフリックス(NFLX)、アルファベット(GOOGL)のネット銘柄群のこと。これら銘柄の頭文字を繋いだ造語。


(10/5記 マーケット支援部 檜和田)

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