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今週の米国株式市場見通し底堅さを確認する週に(9/11-9/15)

<NYダウ予想レンジ> 21,500~22,100ドル程度

底堅さを確認する週に

9/11-9/15の米国株式市場は、下値に対する底堅さを確認する週となろう。重要経済指標の発表が重なるほか、再来週9/19-20開催予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、見送り気分が強まりやすいところ。イベント面では9/12開催予定のアップル(AAPL)の新商品発表会に注目か。

NYダウの予想レンジは21,500~22,100ドル程度。


米小売売上高推移(季節調整済)

トランプ大統領は9/6、米連邦政府債務の上限を巡り12月中旬までの短期引き上げ案で民主党と合意。米債務問題は年末に持ち越された格好となった。しかし不法移民の滞在や税制改革などに関する問題を巡り与野党の対立も予想されるため、政治面での不安材料が払しょくされたとは言いにくい状況か。地政学リスクなども買い手控え材料となりそうだ。

もっとも8月に相次いだホワイトハウス幹部の解任や辞任などの政局不安、ハリケーン「ハービー」上陸などの悪材料が重なったにも関わらず、夏場の米国株式市場は底堅く推移した。

NYダウやS&P500種などの主要株価指数が過去最高値圏でもみ合いながら推移していることを考慮すると、やはり良好な企業業績への期待からの先高観に伴う押し目買いが相場を下支えしていると判断できよう。

来週は8月卸売物価指数(PPI)や同消費者物価指数(CPI)、同小売売上高、9月のミシガン大学消費者マインドなど、物価や消費に関連した経済指標の発表が相次ぐ見込み。物価の低迷は、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げのペースへの思惑を誘うだろう。良好な消費環境が確認された場合、株式市場にとって好材料となることに期待したい。

ナスダック指数、過去最高値更新に期待

米小売売上高推移(季節調整済)

ナスダック指数は9/1、終値6,435ptと、7/26に付けた過去最高値6,422ptを更新した。ハイテクやバイオの一角が相場を押し上げたと思われる。

同指数の日足一目均衡表を見ると、抵抗帯と呼ばれる「雲」に支持される形での上昇が続いている。突発的な悪材料が浮上しない限り、今後も雲の上限が支持水準となると思われる。

来週は9/12にアップルの新製品発表会がカリフォルニア州で予定されている。一部報道によると、新型「iPhone」のほか、アップルTVやアップルウォッチも発表されるもよう。半導体株を含めたアップル関連銘柄の動意が予想される。

来週もハイテクやバイオを中心とした物色が継続しよう。


(9/7記 マーケット支援部 檜和田)

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