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今週の株式市場見通し本格的な決算発表シーズンに(4/24-4/28)

<日経平均予想レンジ> 18,200~18,700円程度

本格的な決算発表シーズンに

4/24-4/28の日本株式市場で日経平均は、引き続き不透明な外部環境を受けて神経質な展開となりそう。予想レンジは18,200~18,700円程度を想定する。


シリアをはじめとする中東地域の先行きは依然として不透明なまま。北朝鮮情勢も米朝間で緊張が高まっており、予断を許さない状況と思われる。また、フランス大統領選挙の結果次第では波乱も予想されるが、押し目は買いで臨みたい。

昨年2016年も英国の欧州連合(EU)離脱や米国でトランプ氏が大統領に選出されたことなど、サプライズが多かったが、経済は堅調だった。今年もその基調が続くと期待したい。

また、来週からは3月決算企業を中心に決算発表が本格的に始まるタイミングであることから、各企業の業績等をベースに個別の動きになりそう。

投資家が望むROEの水準

投資家が中長期的に望ましいと考える ROE 水準(2016年度)

企業の収益性を測る指標のひとつに株主資本利益率(Return on Equity、以下ROE)というものがある。株主資本に対する当期純利益の割合を示したもので、ROE は企業の経営効率を判断する指標として、欧米では早くから重視されており、日本でも最近注目されている指標。

生命保険協会が3/21に発表した「2016年度 生命保険協会調査 株式価値向上に向けた取り組みについて」によれば、投資家が中長期的に望ましいと考える ROE 水準としては、「10%以上 12%未満」との回答が最も多く、次いで「8%以上 10%未満」となり、その平均値は 10.9%であった。投資家は、中長期的に望ましい水準として、2桁の ROE を期待していることが窺える。

株式市場で評価される企業を選別するための重要な手がかりになりそうだ。各企業の ROE 水準や推移に留意したい。

来週はイベント多い

来週は月末にあたることから、国内外ともにイベントが多く予定されている。国内のイベントとしては、4/26-27に日銀の金融政策決定会合が開催される。加えて、日銀から4/27に「経済・物価情勢の展望(基本的見解)」が発表される予定。現状からは追加金融緩和等の変更の発表はないと考えられ、会合は波乱なく通過しそう。会合後の黒田総裁の記者会見で、前回から変化があるのか注目したい。

海外では4/28に米1-3月期GDP(速報値)、そして再来週の5/2-3には米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する予定。

今回の特集は「フィンテック革命」

情報通信(IT)技術の向上を背景に、既存の金融機関が担ってきた融資、決済、送金、投資、情報管理、業務支援といった分野に異業種や新興企業の進出が相次いでいる。関連銘柄への注目が集まる場面がありそうだ。


(4/20記 マーケット支援部 大塚)

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