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今週の株式市場見通し大台絡みの展開か(3/16-3/20)

<日経平均予想レンジ 18,300~19,300円程度>

大台絡みの展開か

日経平均(日足、円)

3/16-3/20の日本株式市場で、日経平均は大台絡みの展開を予想する。予想レンジは18,300~19,300円程度を想定。

外部環境の一部に不透明感は残るものの、今の日本株にはそれらをはね返すだけの力があるようだ。来期の収益拡大期待や良好な需給環境が続くとの見方などから、日本株の先高観は強そうだ。

国内では日銀の金融政策決定会合が3/16-17に開催される予定だが、金融政策に変更はないと見られ、材料にはならなさそうだ。一方、米FOMC(米連邦公開市場委員会)が3/17-18(現地)に開催予定であり、週央にかけて様子見気分が強まる可能性がありそうだ。内容によっては日本株にも影響が出そうで、先物主導による乱高下となる場合も予想される。押し目は好業績が期待される銘柄、自社株買いや増配など株主への利益還元策を積極的に実施する企業を対象に買いで臨みたい。

3月末にかけてIPO(新規上場)ラッシュとなる見通し。スケジュールを見ると3/17から3月末にかけて15社が新規上場の予定(3/12時点、QUICK調べ)となっている。新興市場の動向に注目か。

今の株価水準は高いのか

法人企業統計調査(四半期、経常利益、兆円)

足もと、日経平均は15年来の高値圏にある。株価水準だけを見れば、「高い」とか「買われ過ぎ」との印象を持ってしまうことになるかもしれない。ただ、株価だけを見て、現在の株価水準を判断するのは危険なことのように思われる。日本企業が稼ぎ出す利益水準にも着目すべきであろう。

3/2に財務省が発表した2014 年10-12 月期の法人企業統計調査によると、全産業(資本金1000 万円以上、除く金融保険業)の経常利益が前年同期比11.6%増加し、18兆651億円になった。これまでの最高は2014 年1-3 月期の17兆4552億円であったが、今回これを上回り、統計を比較できる1954 年2月以降で最高となった。ちなみに、バブル期のピークは1989年1-3 月期の10兆6192億円で、そこから日本企業の経常利益は約70%拡大したことになる。

現在の日本の株価上昇は業績や利益成長を反映したものであり、「買われ過ぎ」と考えるべきではないだろう。

 

(3/12記 マーケット支援部 大塚)

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