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今週の特集記事超ネット化するIoT社会だからこそ必要なんです!

アナログ半導体とは

IoTの進展を受け世界中で需要が伸びている半導体だが、NANDやDRAMに代表されるデジタル半導体と、ローテクとのイメージも指摘されるアナログ半導体に大別される。

そもそも「アナログ」は連続したデータを扱うものとされている。故にアナログ半導体は電気信号を連続的に処理する半導体で、オンオフのみならず、電圧の強弱を柔軟に調整するのに使われる。

実は必要不可欠なアナログ半導体

アナログ半導体は、実はこれからの社会にこそ必要となると推測される。背景となる大きな潮流がスマートフォンの普及とIoT社会化だ。

スマートフォンでおなじみのタップやスワイプでのページめくりや拡大・縮小といった動作、端末を傾けての画面の回転等はアナログ回路によるもののようだ。

また、人間が接する音声や温度といった自然界の情報はアナログである。コンピューター上でやり取りされるデジタル信号はそのままでは人間には理解不能なものであり、最終的にはアナログ信号に変換しなければならず、これはデジタル半導体には不可能とされる。足もとのIoTの潮流では、人間とコンピューターがより身近になるトレンドにある。スマートフォン然り、ウェアラブル端末然り、スマート家電然りである。ネット上で処理するデータは人間に還元されるはずのものであり、そうしたことからアナログ半導体が求められていると推測できよう。

統計が示すアナログ半導体の重要性

一部試算では、米メディアがデジタルエレクトロニクス時代の到来を書きたて始めた1980年代以降、IC(集積回路)のうちアナログICの占める割合が徐々に増えてきているとの指摘がある他、別の試算では、2017年から2022年の5年間で、アナログICのCAGR(年平均成長率)は約6%と、約5%台のIC全体やメモリICを上回るとの指摘もある。

また、アナログのなかでも、電力管理向けの伸びが見込まれたり、自動運転や電気自動車等の普及を背景に車載向けアナログが大きく伸びると指摘されている面もあり、アナログ半導体を再評価する局面にきていると言っても決して過言ではないだろう。

主要アナログICメーカーの比較、アナログの重要さを自動車でイメージ

主な関連銘柄(銘柄略称)としては...

主な関連銘柄としては、日本株では三菱電(6503)、ルネサス(6723)、ローム(6963)、米国株ではスカイワークス(SWKS)、テキサスインスツルメンツ(TXN)などが挙げられよう。

(マーケット支援部 山本)

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