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今週の特集記事ゲームの勝敗までも「雲(うん)」次第!?

東京ゲームショウ2018

9/20-9/23に千葉、幕張メッセで東京ゲームショウ2018が開催された。総来場者数は過去最多となり、出展企業・団体等も過去最大規模となって国内海外ともに大きな注目を集めた模様。同イベントでは次世代通信規格である5Gがゲームにどのような変化を与えるかといったテーマの講演の他、オリンピック種目としての採用が取り沙汰されているeスポーツの大会も行われたようだ。

このように世界的な注目を浴びつつあるゲームだが、ゲーム業界の構造変化とでも言うべき1つのトレンドが「クラウドゲーミング」だ。

クラウドゲーミングとは

クラウドゲーミングの仕組み(イメージ)

ゲームの進化は、従来はハードウェアの進化とほぼ同義だった。例えば、より高精細なグラフィックのゲームをプレイするのにはより高性能な機種が求められた。

クラウドゲーミングはこれにメスを入れるだろう。この言葉は、クラウド技術を活用し従来はハード上で駆動させていたソフトをクラウド上で駆動させて配信するサービスのことを指し、これによって性能のあまり高くない機種でもハイスペックなソフトをプレイすることが可能になる他、ソフトのダウンロードやインストールの手間が省け、ユーザーにとっても快適さが増すとされる。一部ではゲーム版ストリーミングサービスとも言われるクラウドゲーミングは、足もとで広がりをみせつつあるようだ。例えば、任天堂はソニーのPS4等向けだった一部タイトルを同社のSwitch上でクラウド版としてプレイ可能にしている他、米マイクロソフトは自前のゲームストリーミングサービスを開発中だと明らかにした。

クラウドは場所等の制約に縛られずに多様なデータに触れる機会を世界に開放し、動画や音楽の配信を当たり前にしたが、それと同じことがゲームにも起ころうとしているのである。

ゲーム産業に変革をもたらすか

クラウドゲーミングで起こりうることを1つ挙げるとすれば、ハードの進化の意義が低下することだ。現在のハイスペックなタイトルがスマートフォンでも遊べるようになるとされ、ハード開発に関連する企業は戦略の転換を迫られることになるだろう。また、ソフト開発企業にとっては、ゲーム人口の多くを占める、スマートフォンやタブレット等のモバイル端末でゲームをプレイするユーザーを取り込むきっかけにもなりそうだ。

一部ではアマゾンやグーグルといった米IT巨人が自前のクラウドゲーミングサービスを開始するのではないかとの予測が囁かれる等、そのポテンシャルは測り知れない。

主な関連銘柄(銘柄略称)としては...

主な関連銘柄としては、日本株ではセガサミーHD(6460)、ソニー(6758)、任天堂(7974)、カプコン(9697)、米国株ではアマゾン(AMZN)、エレクトロニックアーツ(EA)、マイクロソフト(MSFT)、中国株ではテンセント(00700)などが挙げられよう。

(マーケット支援部 山本)

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