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今週の特集記事東京都の無電柱化推進に期待

なぜ無電柱化が必要なのか

東京都内の電柱の本数(2013年度末)

東京では、戦後、都市の発展に伴い、多くの電柱が建てられてきた。その結果、電線が張り巡らされ、電柱が立ち並び、都市景観を損ねるだけでなく、歩行者や車いすの通行の妨げになっている。また、災害時に電柱が倒れ、道路が塞がってしまう恐れがある。さらに、首都直下地震が発生した場合にも甚大な被害が想定されることから、無電柱化の重要性が一層高まっている。

また、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、今後の進展が期待されよう。関連する企業の業績に注目したい。

無電柱化の目的は3つ

東京都内の電柱の本数(2013年度末)

①「都市防災機能の強化」

災害時に電柱の倒壊による道路閉塞を防ぐとともに電線類の被災を軽減し、電気や電話などのライフラインの安定供給を確保する。

②「安全で快適な歩行空間の確保」

歩道内の電柱をなくし、歩行者はもちろん、ベビーカーや車いすも移動しやすい歩行空間を確保する。

③「良好な都市景観の創出」

視線をさえぎる電柱や電線をなくし、都市景観の向上を図る。

無電柱化には時間がかかる

東京都内の電柱の本数(2013年度末)電線共同溝の整備には約7年かかる

東京都では、電線共同溝による無電柱化を行っている。整備にあたっては、様々な法手続きや専門性の高い技術を必要とするため、標準的な施工単位(道路延長約400m)の整備に一般的に約7年程度かかるようだ。

東京都では1986年度から無電柱化を進めている。計画幅員で完成した都道における地中化率(整備対象延長に対する、電線共同溝本体が整備された延長の比率)は、2013年度末現在で区部は51%、多摩地域は15%、都道全体では35%となり、整備累計延長は819kmに。

主な関連銘柄(銘柄略称)としては...

主な関連銘柄としては、太平洋セメ(5233)、旭コンクリ(5268)、日本コン(5269)、イトーヨーギョ(5287)、ゼニス羽田(5289)、タツタ線(5809)、沖電線(5815)、那須鉄(5922)、などが挙げられよう。


(マーケット支援部 大塚)

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