今週の特集記事【特集】ネット通販市場、規模の拡大続く ~業種では小売り、サービス業での伸びが顕著、関連企業に注目か~
ネット通販市場、規模の拡大が続く
ネット通販市場規模の拡大が続いている。スマートフォンの普及によりネット接続が容易になったことや、商品価格が店頭よりも安く、品揃えも豊富といったネット活用のメリットを生かしたマーケティング戦略などが奏功していることがその背景にある。
10年の電子商取引(EC)市場規模は約7.8兆円と前年比16%増の成長を遂げている。
業種別で見ると、小売りやサービスなどBtoC向け(企業対消費者)でネット通販を活用する動きが強まっていることがうかがえる。
越境EC市場規模も拡大
ネット通販は国内に留まらず、海外でも広く認知されている。ネット通販を通じて世界のどこからでも商品を購入できるため、その利便性が格段に高まっている。
経済産業省の調べでは、米中2カ国の消費者が日本の商品を購入する金額は米国で613億円、中国で968億円と、中国はネット先進国の米国に引けを取らない状況となっている。
中国消費者の日本事業者からのEC購入商品は衣服や医薬品化粧品が上位
購買意欲旺盛な中国消費者の日本からのEC購入商品の上位は、衣服をはじめ、書籍・雑誌、医薬・化粧品、食品・飲料・酒類、PC・周辺機器、PCゲームソフト、生活家電と続く。ネット通販を通じて、生活に密接した商品の購入が大半を占めている。これらの対象商品を手掛ける企業にとっては商機が到来している。


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