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本日の市況見通し売り先行の展開か

9日の香港市場でハンセン指数の終値は0.81%安の25682.81ptと、9月3日以来約1カ月ぶりの安値となった。香港デモを巡る波紋が続いており、香港銘柄のほか、テンセント(00700)にも売りが広がった。10日に開催予定の米中閣僚級貿易協議を前に、米中関係の悪化懸念も相場の重荷となった。

中国本土から香港株に投資する「港股通」(サウスバウンド・トレーディング)は、成約ベースで24億900万香港ドルの買い越しだった。

9日の米国市場は3営業日ぶりに反発し、ダウ平均は前日比181ドル97セント高の26346ドル01セントで終えた。10日に始まる予定の米中貿易協議を前に中国が部分合意を提案しているとの報道を受けて、協議の進展への期待が強まった。その後、香港メディアが貿易問題を巡る米中次官級協議について「2日間の議論では主要な問題点について進展がなかった」と報じ、米中貿易問題の警戒感や閣僚級協議の先行き不透明感が意識され、NYダウ先物は時間外取引で売り優勢となった。

本日の香港市場は、米中協議「進展なし」の報道を受け、売り先行の展開が予想されよう。

  

(マーケット支援部 飯田)

売り優勢の展開か

9日の中国市場で上海総合指数の終値は0.38%高の2924.8566ptだった。今月は中国共産党の第19期中央委員会第4回全体会議(4中全会)が開催予定のほか、10/18には7-9月のGDPなど主要経済統計が発表される予定で、景気刺激策への期待が相場の支えとなった。深セン成分指数も0.34%高の9506.56ptと続伸した。

香港から中国本土株に投資する「滬股通(上海コネクト・ノースバウンド)」と「深股通(深センコネクト・ノースバウンド)」は、合わせて成約ベースで22億1600万元の売り越しだった。

個別では、上海機場(60009)、美的集団(000333)などが買い越しとなり、中国国旅(601888)、江蘇恒瑞医薬(600276)、宜賓五糧液(000858)、珠海格力電器(000651)などが売り越しとなった。

本日の中国市場は、香港メディアによる米中次官級協議の議論で進展なしとの報道を受け、米中貿易問題の先行き不透明感が意識され、売り優勢の展開となろう。

  

(マーケット支援部 井上)

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