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本日の市況見通し様子見の展開か

27日の香港市場でハンセン指数の終値は0.33%安の25954.81ptと節目の26000ptを下回った。トランプ米大統領の弾劾問題を巡る不透明感から26日の米株式相場が下落したことが嫌気された。米政府が中国通信機器大手のファーウェイに対する禁輸措置の一部猶予を延長しない方針だと伝わったことや、10月1日の国慶節(建国記念日)を前に抗議活動に対する警戒感が投資家心理の重荷となった。深セン成分指数も0.89%高の9548.96ptと3日ぶりに反発した。

国慶節を前に中国本土との相互取引で香港株への売買(南行き)は27日から停止。

27日の米国市場でダウ種平均は0.3%安の26820ドル25セントで終えた。米メディアが「米政権が中国への証券投資の制限を検討している」と報じており、世界の金融市場に影響を及ぼす可能性と米中貿易協議の激化懸念が広がった。

香港では、29日も「逃亡犯条例」改正案への反対をきっかけとする抗議デモがあり、10月1日の国慶節でも大規模デモが予定されている。台湾でも29日、香港支援のデモがあり、抗議活動が広がりを見せている。

本日の香港市場は積極的な買いは手控えられると予想され、国慶節での抗議デモに対する警戒感もあり、全体的に様子見気分の強い展開となろう。

  

(マーケット支援部 飯田)

手控えムードの強い展開か

27日の中国市場で上海総合指数の終値は0.10%高の2932.1670ptだった。国慶節(建国記念日)に伴う大型連休を来週以降に控えており、持ち高を一方に傾ける動きは限られた。主力株の一角に値ごろ感からの買いが入り、相場を支えた。上海市場の売買代金は前日比3割減の1533億元と低調だった。

香港から中国本土株に投資する「滬股通(上海コネクト・ノースバウンド)」と「深股通(深センコネクト・ノースバウンド)」は、合わせて成約ベースで3億1800万元の買い越しだった。個別では、江蘇恒瑞医薬(600276)、杭州ハイクビジョン(002415)、宜賓五糧液(000858)などが買い越し、貴州茅台酒(600519)、興業銀行(601166)、上海汽車(600104)、中国国旅(601888)、美的集団(000333)、歌爾(002241)などが売り越しとなった。

中国商務省が米中閣僚級貿易協議を10月の第2週に開くことを明らかにし、劉鶴副首相がワシントンを訪れる予定という。連休明けの米中交渉が何らかの進展に向かうかどうかに注目が集まろう。

本日の中国市場は国慶節大型連休の前日とあり、手控えムードの強い展開となろう。

  

(マーケット支援部 飯田)

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