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本日の市況見通し方向感に乏しい展開か

5日の香港株式相場は小幅に反落。ハンセン指数の終値は前日比0.02%安の26515.53ptだった。前日に急伸した香港関連銘柄に利益確定売りが出た一方で、中国の金融緩和や米中貿易協議の進展期待が投資家心理を支え、相場の下値は限られた。

米国市場は大幅に続伸。ダウ工業株30種平均は前日比372ドル68セント高の26728ドル15セントと7月31日以来、約1カ月ぶりの高値で終えた。米中が10月初めに閣僚級の貿易協議をワシントンで開くことで合意したのを受け、米中摩擦が和らぐとの期待感が広がった。

米中両国は5日、閣僚級の貿易協議を10月初めにワシントンで開くことで合意した。当初予定の9月初めから1カ月先送りした格好だが、中国は10月1日の建国70周年を控え、貿易摩擦が高まるリスクを避けたかったと伝わっており、当面の休戦状態は投資家心理にとってプラスに働くものと思われる。一方で、「逃亡犯条例」改正案の撤回については、市民からは「遅すぎる」など不満の声が根強いほか、市場からも「香港景気が今後どこまで持ち直すかはまだ不透明だ」と慎重な声も聞かれるようで、今週末の様子を見極めたいといった向きも多いと思われる。

香港市場は買い先行スタート後、方向感に乏しい展開を想定する。

  

(マーケット支援部 井上)

もみ合いか

5日の中国市場で、上海総合指数は4日続伸。終値は前日比0.96%高の2985.86ptだった。深セン成分指数も0.86%高の9783.50ptと4日続伸。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7975億200万元だった。

ストックコネクトを通じた香港からの本土株売買は成約ベースで91.8億元の買い越し。個別では、貴州茅台酒(600519)、三一重工(600031)、興業銀行(601166)、伊利実業集団(600887)、五糧液(000858)、ハイクビジョン(002415)などが買い越しとなった。

昨日の上海市場は、前場中盤に取引時間中としては7月5日以来、約2カ月ぶりに心理的節目の3000ptを回復したものの、節目を超える水準では伸び悩みとなった。後場には同節目を再び割り込んでおり、利益確定売りや戻り待ちの売りが意識されやすい水準に入ってきていると思われる。

週末要因もあり、もみ合い展開を想定する。

 

(マーケット支援部 井上

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