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本日の市況見通し神経質な展開か

香港市場は神経質な展開か。

3日の香港市場は続落。ハンセン指数の終値は前日比0.38%安の25527.85ptと、8月15日以来の安値となった。米中貿易協議の先行き不透明感が相場の重荷となった。また、中国国務院(政府)の香港マカオ事務弁公室の報道官は日本時間16時に開いた記者会見で「暴力を抑制し、社会を秩序のある状況に戻すのを最も重要な目標にすべきだ」と強調し、当局が過激化する香港のデモ隊に強硬姿勢を強めるとの警戒感が強まった。

3日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が4営業日ぶりに反落し、前営業日比1.1%安の26118ドル02セントで取引を終えた。8月の米製造業景況感指数が悪化し、米景気への懸念が強まったことに加え、米中貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る警戒感も強く、景気敏感株を中心に売りが広がった。

香港市場は域内の混乱に加え、海外情勢の不透明感が警戒材料となりそうだ。香港のデモは未だ収束の兆しがみられない。またトランプ米大統領は政権が2期目に入った場合の通商交渉は中国にとってさらに困難なものになると述べたと伝わっているほか、3日に再開した英議会では野党がEUからの離脱延期を要請する一方、離脱を急ぐジョンソン首相は解散総選挙を提案する見込みと伝わり、情勢は一段と緊迫している。内外の不透明感が強く、神経質な展開となりそうだ。

  

(マーケット支援部 井上)

利益確定売り先行も底堅さに期待

中国市場は利益確定売り先行の展開か。

3日の中国市場で、上海総合指数は続伸し、終値は前日比0.21%高の2930.15ptだった。深セン成分指数も0.67%高の9633.69ptと続伸。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5644億800万元となった。根強い政策期待や海外からの資金流入期待を手がかりに買いが優勢となったが、貿易問題を巡る米中協議の開催に不透明感が増したとの見方は投資家心理の重荷となり、指数は小幅なレンジで一進一退する方向感に乏しい展開だった。

香港との株式相互取引を通じた海外投資家の本土株投資(上海・深センの合計)は成約ベースで1866万元の買い越し。個別では、美的集団(000333)、ハイクビジョン(002415)、珠海格力電器(00651)などが買い越しとなった一方で、五糧液(000858)が売り越しとなった。

本日の中国市場は利益確定売りをこなせるかがポイントになりそうだ。昨日は、業種別でハイテク関連の上げが目立ったほか、インフラ関連株、発電株、素材株、銀行・証券株、メディア関連株なども買われた。指数が節目を超えてきたことで、物色に広がりが出ているとも捉えられよう。本日もその流れが継続するか注目されそうだ

 

(マーケット支援部 井上

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