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本日の市況見通し手控えムードは継続か

香港市場は様子見ムードの強い展開か。

2日の香港株式相場は3営業日ぶりに反落。ハンセン指数の終値は前週末比0.38%安の25626.55ptだった。1日に米中が互いに追加の制裁関税を発動したのに加え、香港では前週末以降の政府への抗議デモに加え、2日にはストライキが呼びかけられた。米中摩擦や香港政情の先行き不透明感が相場の重荷となった。

デモに関しては、昨日は若者によるデモ活動も報じられており、引き続き警戒材料として意識されそうだ。

また、中国商務省は2日夜、米国が1100億ドル分の中国製品に1日から15%の追加関税をかけた措置に対し、世界貿易機関(WTO)に提訴すると発表した。これを受け、米中が9月初めにワシントンで予定していた閣僚級の貿易協議の実現がさらに不透明になったとの見方が出ており、手控え材料として捉えられよう。

業績好調が確認されている銘柄などを個別物色する動きが強まりそうだ。

  

(マーケット支援部 井上)

深セン市場に注目

中国市場は深セン市場の動向に注目したい。

週明け2日の中国株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。終値は前営業日比1.31%高の2924.11ptだった。深セン成分指数も2.18%高の9569.47ptと4営業日ぶりに大幅反発した。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5547億900万元。中国の劉鶴副首相が8月31日の金融安定発展委員会の会議で「(景気減速を和らげる)カウンターシクリカルな調節を強化する」との方針を示し、資本市場についても「長期資金が流入するための条件を整える」と指示したことを受け、当局の景気対策や市場活性化への支援策に対する期待が高まった。

香港との株式相互取引を通じた海外投資家の本土株投資(上海・深センの合計)は成約ベースで53億1000万元の買い越し。個別では、美的集団(000333)、珠海格力電器(00651)などが買い越しとなった。

昨日の上げで、深セン成分指数は7月2日の戻り高値 9560ptを更新した。これによりテクニカル的には6月6日の安値8557ptと8月6日の6安値8669ptがW底になった可能性も。リバウンド局面継続に期待したい。

 

(マーケット支援部 井上

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