4日の香港市場でハンセン指数は、明日(7/6)に予定されている米中相互の追加関税発動を懸念する売りが優勢となり、終値ベースでおよそ7カ月ぶりの安値水準となった。米中貿易摩擦による中国景気の停滞懸念が高まっており、発表内容を確認したい向きは多いと思われる。様子見ムードが強まりそうだ。
(マーケット支援部 飯田)
米中の追加関税発表に警戒か
4日の上海市場で上海総合指数は、終値ベースでおよそ2年4カ月ぶりの安値水準となった。値ごろ感に着目した買いが入る可能性も予想されるが、米中の追加関税発動を前に、積極的に上値を追う展開は期待しにくいところか。香港市場同様、模様眺めムードが強まりそうだ。
(マーケット支援部 飯田)