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今月の市況見通し2月の市況見通し

香港市場

【1月回顧】ハンセン指数は過去最高値を更新

1月の香港市場は各指数が大きく値上がりした。ハンセン指数は16日、約10年3カ月ぶりに過去最高値を更新。その後も騰勢を増し、26日には一時33,223ptまで上昇した。H株指数も年初より17営業日続伸を記録するなど、ほぼ買い一辺倒だった。中国本土からの資金流入に加え、好調な米株市場、企業業績の改善期待などが相場を押し上げた。

傘下子会社の年内上場観測が出た中国平安保険(02318)が上場来高値を更新。一方、中国政府による新エネ車補助金撤廃観測が浮上し、吉利汽車HD(00175)など自動車株は冴えない展開となった。

【2月見通し】高値圏でもみ合い展開か

予想レンジ ハンセン指数:32,000~34,000pt


ハンセン指数

2月のハンセン指数は高値圏でもみ合いの展開となりそうだ。年初来の急速な上昇の反動から利益確定売りが出やすい局面にあることにも注意したい。

9~25日に平昌冬季五輪が開催予定。中国代表チームのユニフォームを手掛け、スキー関連用品に強いデサント子会社と業務提携するなどウィンタースポーツにも注力する安踏体育用品(02020)の値動きに注目したい。春節(旧正月)シーズンに入るため、銀河娯楽集団(00027)など娯楽関連株や、電子お年玉サービスで盛り上がりを見せるテンセント(00700)などネット関連株も物色対象となろう。

香港市場は春節の関係で16日から19日まで休場。


(1/26記 投資調査部 山藤)

中国市場

【1月回顧】上海・深セン共に大きく上昇

1月の中国市場で上海総合指数は大きく上昇した。同指数は昨年12月28日から11営業日続伸を記録。月後半には節目の3,500ptを上回り、約2年1カ月ぶりの高値を付けた。1日当たり売買代金が2000億元を超える日が多く、投資家マインドが改善してきた。深セン成分指数も右肩上がりの展開が続いた。

世界的な株高、対米ドルでの人民元高基調、堅調なマクロ統計などの材料が相場を支えた。貴州茅台酒(600519)、珠海格力電器(000651)、杭州老板電器(002508)などが上場来高値を更新。銀行や証券株も物色されるなど、幅広い銘柄に買いが広がった。

【2月見通し】連休挟んで高値もみ合いか

予想レンジ 上海総合指数:3,500~3,600pt
      深セン成分指数:11,000~12,000pt


上海総合指数

2月の中国市場で、上海総合指数と深セン成分指数は高値もみ合いとなりそうだ。昨年末から1月にかけての株高ペースがやや速かったので、利益確定売りも入りそう。春節(旧正月)の休暇シーズンを挟み、落ち着いた相場展開が予想される。

全体的な株高を受けて、昨年は不調だった申万宏源集団(000166)や国金証券(600109)など証券セクターが見直される可能性がある。行楽シーズンのため、中国国旅(601888)や春秋航空(601021)などの値動きにも注視したい。

中国市場は春節の関係で15日から21日まで休場。


(1/26記 上海駐在員事務所 奥山)

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