香港市場
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- 1月の香港市場は中国の良好な経済指標が相場を後押しし、戻りを試す動きとなった
- 2月も強含み推移が予想され、ハンセン指数は21,000pt台の値固めか
- 企業の11年12月期決算発表が本格化へ。企業業績や権利関連ガイダンスが株価変動要因に
1月は、中国の良好な経済指標が相場を後押ししたといえる。11年12月の中国製造業PMI(購買担当者景況感指数)の改善(50.3と前月比1.3pt上昇)で、中国の製造業活動の持ち直しが見られたことが好材料視されたほか、同 12月の中国消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.1%まで低下。
17日に発表された11年10~12月期の中国GDP成長率は前年同期比8.9%と、市場予想を上回り、小売売上高や鉱工業生産も、それぞれ底堅い伸びを示した。
米株市場でNYダウは昨年5月の水準を回復。海外投資家のリスク許容度拡大も香港市場の上昇に一役買ったようだ。
2 月の香港市場は強含み推移が予想される。米国の超低金利政策長期化で、リスク許容度が高まろう。ハンセン指数は21,000pt台の値固めとなろう。チャートでは250日線(21,138pt:1/27)付近までの上昇が予想されるが、同水準では11年8月上旬の急落過程で空いた窓(21,017~21,725pt:8/4~5)が上値の節目となる。
2月は、主力企業の11年12月期決算発表が本格化し始める。したがって、企業業績や株式分割等の権利関連ガイダンスが株価変動要因となりえる。
業種別では、中国を含む新興諸国の景気回復期待から資源関連、3月の全国人民代表会議(全人代)を控えての政策期待から、インフラなどに注目か。小売売上高の伸びは高額消費や娯楽など、富裕層を対象にした消費関連銘柄の後押し材料となるだろう。
(1/27記:檜和田)
ハンセン指数

中国市場
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- 1月の中国市場は底入れ機運高まり、月末に向けて水準を切り上げる展開に
- 2月はじり高を予想。上海総合指数は2,350pt前後が節目となりえる
- 政策期待が相場を下支え。当局の要人発言に敏感に反応する相場展開を想定
1月の中国市場では底入れ反転機運が高まった。上海総合指数は昨年12月末の安値2,134ptを一時割り込んだが月末に向けて水準を切り上げる展開へ。
1月は株価テコ入れ観測や中国景気の底割れ回避に対する期待が相場を支えたと考えられる。温家宝首相が株式市場の改革を進める方針に言及、年金基金資金の一部株式運用報道など、株価を意識したと思われる当局の発言が目立った。
1月は株価テコ入れ観測や中国景気の底割れ回避に対する期待が相場を支えたと考えられる。温家宝首相が株式市場の改革を進める方針に言及、年金基金資金の一部株式運用報道など、株価を意識したと思われる当局の発言が目立った。
インフレの落ち着きや中国景気の底堅さを示す経済指標も投資家心理を改善させたと考える。
昨年12月5日に実施された預金準備率引き下げ効果も見逃せない。12月末のマネーサプライ(M2)は前年同月末比13.6%増と、7月以来5カ月ぶりの伸びを示し、12月単月の人民元建て貸付残高増加額は6,405億元と、前月(5,622億元)を上回るなど、カネ回りの改善も見られた。
2月の中国市場はじり高か。上海総合指数は2,200~2,400pt前後の値動きを想定する。
チャートでは、2,350pt前後が今後のトレンドを占う重要な節目と考えている。11年4月からの戻り高値を結んで引いた下降トレンドラインが同水準と思われるためだ。戻り待ちの売りが上値を抑えようが、この水準を上抜けた場合、トレンドの転換を暗示するテクニカル材料が増えることになる。
時期的には政策期待が高まりやすい。昨年末から第12次五カ年計画(2011~15年)における業種別の予算なども具体的に発表されており、該当セクターや銘柄の動意も目立っている。また、3月5日から開催予定の全国人民代表大会(全人代)では、立法や政策などが議論される。金融政策を含めて、当局の要人発言などに敏感に反応する相場展開と思われる。
(1/27記:檜和田)
上海総合指数



