新規口座開設はこちらから

TOYOメール配信サービス

資料請求はこちらから

ホームトレードはこちらから

中国からの便り

第145回:上海地下鉄が開業25周年 ますます便利になる公共交通

深センの地下鉄車内は、あの「害虫」対策の製品広告 で埋め尽くされていた......(撮影)東洋証券

上海地下鉄が今年、開業25周年を迎えた。上海が北京、天津に次ぐ中国第3の「地下鉄都市」になったのは1993年のこと。2010年の上海万博前後に新規路線が続々と誕生し、今では総営業距離が666キロと北京(609.8キロ)を上回り、中国最大の地下鉄路線網を持つ都市となった。東京(東京メトロ+都営地下鉄)が304.1キロなので、その2倍以上の規模を誇る。

上海のみならず、中国全土で地下鉄建設が進んでいる。現在、全国35都市で地下鉄が運行しており、江西省南昌や貴州省貴陽など内陸部でも市民の足として活用されている。これまでは高速鉄道などの整備が優先されてきたが、駅周辺に便利な公共交通機関がなく、駅が「孤立」してしまうケースも少なくなかった。ただ、昨今の地下鉄の建設ラッシュを受け、課題だった駅から市内までのアクセスが格段に向上してきた。

上海では空港へ地下鉄が乗り入れている。10年前はバスやタクシーしかなかったことを考えると隔世の感があるが、特筆すべきは料金の安さ。市中心部からの地下鉄運賃は、虹橋空港までは5元(約86円)、浦東空港までは7元(約120円)。安くて便利なこともあり、空港行きの地下鉄はスーツケースや大きな荷物を抱えた乗客でいつも混雑している。ちなみに、初乗り運賃は3元(約52円)なので、いつでも気軽に乗ることできる。

一方、地下鉄関連でやや面倒くさいのは改札口前の手荷物X線検査。全国どの地下鉄でも行われている空港並みの荷物チェックだ。私も協力したいのはやまやまだが、嫌なのは異常に汚い検査機があること。ベルトコンベアに載せたカバンが汚れて出てくるのはいただけない。これを半年くらい続けると、新品の白いバッグがグレーに変わってしまう。幸い、上海のチェックは比較的緩やかなので、バッグの中身を係員に見せるだけで素通りできるところもあるのだが、北京は全量厳格チェックだからこうはいかない。最近、地下鉄に乗る際は荷物を少なくし、ムダな心配とトラブルを避けるようにしている。

先日、日本からの出張者が地下鉄に乗った際、「相変わらず『自分ファースト』だね......」と言っていた。「整列乗車が不十分」「割り込み乗車が横行」ということだが、まぁ、ここら辺は致し方ない。5年前と比べるとだいぶマナーが良くなったように思う。しかし、私がどうしても慣れないのは、イヤホンなしでスマホ動画を見ている乗客だ。本人は気にするそぶりは見せないが、音は周りにダダ漏れで不快極まりない。高速鉄道でもアクション映画を大音量で見ている乗客が時々いて、理解に苦しむ。ただ、地下鉄やバスの車内モニターでもニュースやCMを一定の音量で流しているため、日本とは「音」に対する感覚が根本的に違うのかもしれない。そういえば、日本の静かな地下鉄の中で、中国人観光客の話し声が一番目立っていたことを思い出す。

さて、最近はラッピング列車も続々誕生している。映画の宣伝や日本のアニメを描いた車両が多いのだが、深センで見たタイプには驚いた。「ごきぶりホイホイ」で有名な日系企業のものなのだが、車両の外観と内装がいずれもあの「害虫」で覆い尽くされている!ここまで徹底的な宣伝、日系企業もやるじゃないかと感心すらした。乗車時に足下がネトつくように感じたのは私だけではないはずだが......。

(東洋証券上海駐在員事務所 奥山 要一郎)
ご投資にあたっての注意事項

手数料等およびリスクについて

  • 株式の手数料等およびリスクについて
  • 国内株式の売買取引には、約定代金に対して最大1.2420%(税込み)、最低3,240円(税込み)(売却約定代金が3,240円未満の場合、約定代金相当額)の手数料をいただきます。国内株式を募集、売出し等により取得いただく場合には、購入対価のみをお支払いいただきます。国内株式は、株価の変動により、元本の損失が生じるおそれがあります。
  • 外国株式等の売買取引には、売買金額(現地における約定代金に現地委託手数料と税金等を買いの場合には加え、売りの場合には差し引いた額)に対して最大0.8640%(税込み)の国内取次ぎ手数料をいただきます。外国の金融商品市場等における現地手数料や税金等は、その時々の市場状況、現地情勢等に応じて決定されますので、当ホームページ上にその金額等をあらかじめ記載することはできません。外国株式は、株価の変動および為替相場の変動等により、元本の損失が生じるおそれがあります。

利益相反情報について

  • 本レポートを掲載後、掲載された銘柄を対象としたEB等を当社が販売する可能性があります。

ご投資にあたっての留意点

  • 取引や商品ごとに手数料等およびリスクが異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面、上場有価証券等書面、目論見書、等をご覧ください。
  • 掲載されている情報は、当社が各種のデータに基づき投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成したもので、投資勧誘を目的としたものではありません。
    また、掲載されている情報の正確性および完全性を保証するものでもありません。意見や予測は作成時点の見通しであり、予告なしに変更することがありますのでご注意ください。
    掲載されている情報に基づき投資を行った結果、お客さまに何らかの損害が発生した場合でも、当社は、理由の如何を問わず、一切責任を負いません。株価の変動や、発行会社の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込むことがありますので、投資に関する最終決定は、お客さまご自身の判断でなされるようお願いいたします。
    なお、東洋証券および同関連会社の役職員またはその家族はレポート等に掲載されている企業の証券を保有する可能性、取引する可能性があります。
    情報の著作権は当社または情報提供元に帰属しており、いかなる方法を用いても、事前の許可なく複製または転送等を行わないようにお願いいたします。
PDFファイル形式のニュースをご覧になる場合は、Adobe Readerをインストール頂く必要がございます。
Adobe Readerダウンロードページへ