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中国からの便り

第140回:スマホ紅包とレンタル彼氏 もはや春節の風物詩?

スマホ上で気軽に彼氏や彼女を「調達」できる......

「お休みはいつから?」――。新年早々、何回聞かれたことだろうか。正月明けにまた休むの?と思ってはいけない。中国では春節(旧正月)が待っている。今年の春節元日は2月16日。大みそかの15日から21日までの7日間が祝日だが、その前後も休んで長期休暇にする者も少なくない。

1月も半ばに入ると、社会全体がソワソワし始める。ビジネス案件が「まぁ、春節後に進めましょうか」とかわされることも多くなってきた。正月と春節の間の中途半端なアイドリングターム。なんとなくフワフワし、半分お休みムードが漂っている。今年はこの期間が比較的長いこともあり、例年より間延び感がある。

中国人はどのように春節を過ごすのだろうか。まずは日本同様、「帰省してゆっくり過ごす」のが定番。とある調査によると、全体の55%が里帰りするという。「家族旅行」が13%、「両親を呼び寄せる」が7%と続き、家族で水入らずの時間を過ごすというスタイルは変わらないようだ。

今年の春節期間の鉄道旅客輸送量は延べ3億8800万人に上ると予想される。中国全土に高速鉄道が普及し、移動はかなり便利になったが、1人当たりの平均移動距離は700㎞に及ぶというから大変だ。鉄道チケットは乗車日の40日前から売り出されたが、スマホでのチケット争奪戦が話題になった。

故郷へのお土産はアパレル製品が一番人気。これは昔から変わらない。お菓子や家電製品がそれに続き、宝石やアクセサリーも好まれる。春節はヒト、カネ、モノが動く大消費シーズンだ。

おカネと言えば、中国語で「紅包」と呼ばれるお年玉。日本のように「年長者から子供へ」だけでなく、両親にあげたり友人同士で送り合うことも多い。特にここ数年は「キャッシュレスお年玉」が大定番。新年の挨拶代わりにスマホで気軽に送金でき、「8.8元」「88元」など縁起のいい額が好まれる。SNSのグループチャット内で送り合うのが人気で、スマホ経由のおカネのやり取りは相当な額になっているだろう。

さて、「レンタル彼女・彼氏」が脚光を浴びるのもこの時期だ。もはや風物詩となったこのシステム。里帰りの際、独身者の頭痛のタネは交際相手がいないこと。両親や親戚からの冷たい目が耐えきれない。ならば、一時的に相手をレンタルし、カップルのふりをして一緒に故郷に帰ってもらおう。両親も安心するし、自分のメンツも立つし、一石二鳥じゃないか――。このように考える若者が一定数存在する。

この種のレンタルサービスを手掛ける業者は多数いる。とあるサイトで彼氏のレンタル料を見てみると、通常は1日当たり600元~1000元(約1万500円~1万7500円)だが、春節などの繁忙期になると1000元~1500元(約1万7500円~2万2650円)に跳ね上がっていた。利用者は、交通費や食費、娯楽費などの負担もかさみ、かなりの出費になりそうだ。

レンタル彼氏の中には「おカネがないし、家に帰りたくもない。彼女もいない。だったらレンタルしてもらって、旅行気分で過ごすのも悪くない」とうそぶく者もいるほど。マッチングサービスか、はたまたシェア経済の進化系と捉えるべきだろうか......。何でもありで自由な中国の新しい1年が、春節を経て本格的に幕を開ける。

(東洋証券上海駐在員事務所 奥山 要一郎)
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